建築士の仕事内容について解説!

建築士の仕事(設備設計編)

建築士の仕事で設備設計をメインに仕事内容を順序立てて説明いたします。
①大規模になるとチーム設計でデザインします。建物の設計する場合の流れは、お客様から依頼を受ける→基本計画→基本設計→実施設計となります。

またお客様から依頼が有っても実施設計に入るまで何年も掛かったり、途中で断念する場合も有ります。そこで建物の規模が大きくなるとチーム設計で1つの物件を完成させます。

その中心となり最後まで纏める責任は、やはりデザインや意匠を担当する建築士です。その他にも建築構造担当の建築士、電気設備担当の建築設備士、機械設備担当の建築設備士が加わって建物のデザインと実施設計を行います。

それに加えて工期や総予算の範囲内に収めなければなりません。オーバーすれば何処かを削らなければなりません。その為にも意匠担当の建築士を中心に電気や機械設備の担当者と細部まで打ち合わせる必要が有ります。

また基本設計から実施設計に入る頃には電気や機械設備担当者も現地調査をしたり写真を撮るなどして状況確認をしたり、地元の建築指導課や消防局にも事前に打ち合わせる事で『確認申請』がスムーズに行ける様にするのも建築士や電気設備や機械設備を担当する建築設備士の仕事になります。

②設備担当者も消防や設備関連の法律だけでなく、最低限の建築基準法の知識も必要です。
そして粗方の図面が出来上がる頃になると担当の建築士は『確認申請』の図面を2部作ります。それを建築する街の建築主事に提出します。

建築主事は受け付けると21日以内に返答しなければなりませんが、ここから直ぐに消防局に図面が渡ります。建物の『確認申請』の書類には建築基準法の他に消防法や地元の条例も順守する事も含まれています。

また建築基準法の中にも電気設備や機械設備関係の法律も含まれています。また消防法をクリアさせるには電気設備や機械設備の図面も必要になります。それらを含めて全ての図面が整合されていなければなりません。

建築主事が受け付けた図面は、直ぐに消防局で受け付けチェックします。そこで問題がなければ日付が付いた印を図面に押されますが、問題が有ると電気設備や機械設備担当が出向いて説明や考え方、そして図面修正して再提出いたします。

③『確認申請』の書類の中には構造計算書や電気設備や機械設備に関連する計算書も必要になります。
実施設計に於いてデザインや意匠担当の建築士が詳細の図面を書いている間に電気設備や機械設備担当者は、『確認申請』に付属する計算書も作成しなければなりません。

その為の建築指導課や消防局の事前の打ち合わせになります。この他にも機械設備設計なら冷暖房負荷計算書や換気計算書も必要なので効率よく作業を進めなければなりません。

その間にも電気設備と機械設備の担当者同士の打ち合わせや各担当者同士の打ち合わせも有るのでのんびりとしている時間は有りません。例えば水槽や重量物を屋上に設置する場合には、機器の重量や基礎の大きさや重量も必要になります。

その為に柱や梁の大きさが左右されるので、意匠担当の建築士や構造担当の建築士と打ち合わせして手抜かりが無いようにしなければなりません。その為にも根拠となる計算を早く仕上げる必要になります。

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